人工交配の寒蘭たち | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
荒れてしまった自然の蘭坪、人工交配で自分の花を作り、これから後世に残る蘭坪を作ろう。 !!! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
鹿児島のHさんの山蒔き方法 クリックしてください。。Open 2006/08/30 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成4年11月に初めて、自分で交配した寒蘭の種を親指程度の赤ボラに水を含ませて播きました。平成12年に初めて花が咲き、こんなに早く咲きびっくりしています。 今まで山取り苗を育て10年以上かかって花を咲かせていたのに・・・ |
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まず種のとり方について 開花後、1週間頃に蕊柱にある葯の中の花粉をつまようじの先で葯の下にある柱頭(少し空洞になっています)にくっ付け、約2ヶ月で蕊柱が膨らみ出したら成功です。花粉がついていなければ、花と共に落ちてしまいます。 交配しようとする株が結実に耐えうることが必要です。 私が平成12年に交配した8株中、3株は不稔果でした。さやだけは、皆と同じで、中は空洞でした。 種の播き方 さて、結実すると1年でさやが割れて種子が飛散します。私は、飛散する前に11月半頃からビニール袋の中で手で3から4つに裂いて、3号赤ボラにメネデールやハイアトニックを滲みこませた用土と共に土中に1つ1つ埋め込んでいます。その上に落ち葉をのせてます。 種の播く場所について 一番大切なので寒蘭の育つ環境を参照してください。 |
この写真は、9月に更新する前に使ってた写真ですが、葉がゴワゴワした特長をもっているので気に入っている写真ですが・・・。 この写真に係わる失敗談です。お詫び方がたご報告します! 平成5年、椎の木の下と上にそれぞれ違った種を播きました。下には3年目に1本、4年目に3本が発芽しました。右上は、なかなか出ないものですから、播いたことすら忘れてしまい、平成12年にまた同系統の福江椿山産あなぜ(半巻き舌)×白妙を播きました。 ですから、平成12年に播いた あなぜ×白妙が1年6ヶ月で発芽 ? となってしまいました。1ヵ月後、山へ登ってみるとあと3本発芽していました。 メモ帳をみながら考えてみると、9年もの年月をかけプロトコームやライゾームの過程を経て発芽していたのです。(下記文言削除) |
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02/08/16 Open 更新 14/04/05 |