あなぜの生まれ故郷は椿山
 長崎県五島列島玉之浦町椿山は、後方に、寒蘭の自生地である父ヶ岳461m、七ツ岳432mを控えた所です。(やぶ椿白覆輪花[玉之浦]が全国的に有名です)海ぎわには荒川温泉もあり、登山で疲れた体を癒やしてくれます。
 あなぜと会ったのが昭和60年正月、福江島M園芸店でした。小苗の印象が幅広厚地で濃緑中垂れ葉でした。平成7年上五島支部展で総合優勝を契機に『あなぜ』と命名しました。あなぜとは、漁師言葉で北北西の風という意味です。
銘椿『玉之浦』
あなぜの坪
あなぜに似た小苗
緑の載りが少ない小苗
濃緑の細葉で硬そうな小苗
あなぜの開花について

花芽の出る時期は皆と同じです。
しかし、あなぜは11月2週目ほどで開花します。なのに正開するまでかなりの時間がかかります。形の崩れはありません。

あなぜの坪
銘椿「玉之浦」の標柱のある所より?でした。
あなぜ
椿山で多い花